職人マツナガ通信

10月4日

少し前にここに書いた、神奈川のFさんのプロジェクトMのオーバーホールの続きです。
今回オーバーホールとあわせて、パイオニアのペダリングモニターをお受けいたしました。
約五年ほど使用された、デュラエースのクランクをパイオニアにおくったところ。
クランクに傷があり、正確な計測ができないということでもどってきてしまいました。
このキズ有り、計測不可能判定は、当店でも結構あります。
パイオニアのペダリングモニターを取り付けるときは要注意ですね。
Fさん、しかたなく、クランクを新規で購入、セットとなりました。
ようやくペダリングモニターがきて、いざとりつけとなると、
チェーンステーしたのダイレクトマウントブレーキが、
モニターセンサーと干渉してしまう。
しかし、これは想定内で、Fさんは取り付ける前から心配をされていました。
これを回避するには、TRPというメーカーの、T851というブレーキ-アーチを使用すれば、
回避できそうだということがわかっていました。
ただ、これには確証がないので、やってみなければわからないということで・・・・・・。
こういう場合は、なんとしてもパーツ代の損失を防ぐために、
もしダメだった場合の次の手をあらかじめ考えておいて、パーツを手配します。
今回は、次の手も浮かんでいたので、パーツを手配、取り付けてみました。
すると、ギリギリセーフ、干渉せずにセットできました。
アーチそのもののボリューム感もあり、効きも悪くなさそうです。
これで、すべての作業を進められます。
デメタシ、デメタシ。

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