職人マツナガ通信

1月23日

今ぐらいの時期が一番寒いんですね。
でも、こんな時期の自転車通勤もすきです。
つくば近辺にお住まいの方は、
よくご存じと思いますが、
この辺りは学園都市を一歩出ると、
真っ暗になってしまうんですよね。
ですから、帰り道は、
まさに、闇の中に吸い込まれるという感じで、
自転車にのれます。
絶対ありっこないのですが、
ほんとにこのままどこかへ消えてしまうんではないかという、
ちょっとした、バーチャル体験ものです。
また、よく目をこらしていないと、
田んぼにおちてしまうので、
こんなに真剣に目をつかうということも、
普段の生活ではないとことなので、
動物的カンがつくような感じがしていいです。

お日様がでている行きと、
日が落ちてからの帰りと、
どうもスピード感がちがいます。
帰りに道のほうが、やけに速くはしれてる気がするのです。
これ、昔、ちゃんとトレーニングしていた時代にもいえることで、
日が落ちて暗くなったところを走っていると、
どうも、自分が強くなった気がしてました。
どうやらこれは、
日が暮れてからですと、
周りの景色の流れかたが見えにくくなるので、
自分のだしているスピードが増しているように感じてしまうようです。
当時、競技仲間と、
夜走れば負けないのにな、
などとお馬鹿な話をしていたら、
皆そのように感じていたということがありました。
夜お一人でトレーニングしている方、
幻の”ナイトライダーチャンピオン”
にご注意を。