職人マツナガ通信

11月1日

試行錯誤しながらの作業なので、
なかなか思い通りすすまないカーボン三輪車ですが、
ようやく、完成がみえてきました。
ラグ部の溶接がおわり、
最終の寸法確認、
あとはボトル台座をどこにつけるか、
お父さんお母さんが押せるようなハンドルをどこにつけるか、
現物を目のまえにして、あれこれ思案します。
こうやって自分で作ってみると、
参考にしているマスプロの三輪車があるのですが、
パットに目にはわからない細かいところの、
製作者のアイデアや使い手への心遣いが、
ヒシヒシと感じられておもしろいです。

コストを下げるために、
ただカタチになってりゃいいだろう、
というものをたまに目にしますが、
そういうものは、
いじればすぐにわかります。
こういう製作者側にキモチのはいっていないものを、
手にした時はアタマにきますね。