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2007年2月

2月28日

勝手知ったる他人癖。

ボクは仕事中やたらとメモをとります。
それぞれ内容によりメモをとることろはきまっているのですが、
とにかく思いついたらすぐとるように心がけているので、
文字がメチャクチャ走り書きになってしまいます。
もともと字が下手な上に走り書きなので、
時々自分で書いた文字も判読不可能な時があります。
先日、ホワイトボードに自分で書いた文字がわからず、
スタッフヨシダに、これなんて読める? 
ときいたら、見事に解読しました。
少し離れてみるとわかるんですよ。
すごい・・・・・・。

ボクは使いたい道具がすぐみつからないとメチャクチャイライラするので、
必ず使ったものは使った場所に戻す癖をつけています。
ですから、たまにあるべき場所にあるべき物がないと、
どこにおいてしまったのかとんとわからなくなります。
先日も、いつもおいてある場所に爪切りが無く、
どこを探していいものかまよっていると、
カミさんが、いつものところにないんなら、~にあるんじゃないの。
えっ、自分はそんなところには置かないでしょう、と思いながらみてみると、
あった。
自分の行動はすべてお見通しなのか・・・・・。

2月27日

T島さん接着作業開始です。
念のため以前につくったもののオーダーシートを引っ張りだしてきて、
カーボンチューブのスペックを確認。
選んだチューブをこれでよしと再確認がおわり作業へ突入。
まずはカーボンチューブを図面で出した寸法にカットして、
あとは実際に治具上ではめあわせながら微調整をしていきます。
こうやって一本一本長さを調整し終えたら、接着剤を塗ってかためます。

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2月26日

T島さん、ラグパートできあがりです。
ようやく何をつくっているか分かってきたという感じでしょうか。
お次はカーボンチューブの接着です。
もうすぐですよお待ち下さい。

♪ロンドン、ロンドン、たのしいロンドン、ゆかいなロンドン♪
ボクと同世代の人にはわかるフレーズかな。
まっ、そっちのロンドンは置いておいて、
本物の英国のロンドンから御注文いただきました。
お仕事で英国に滞在されていて近々日本に帰国されるという方です。
日本ではつくばが住居となる予定で、帰国後すぐにでも乗れる自転車がほしいという
ことで、
メールでのやりとりでご希望にピッタリ合ったものをおさがして、帰国と同時に納車
というスケジューリングでいくことになりました。
SBTMはネットでみつけていただいたということです。
インターネットによるコミュニケーションが発達したおかげで通信ということではと
ても便利になりましたが、
つながったあとのおつき合いはやはり人と人の信頼関係がより重要になっていくと思
います。
ネット社会はまだまだ過渡期でいろいろ問題ありと感じるのですが、
ネット社会がきちっと成り立つって事は、人と人の信頼関係もきちっとできるという
ことになるのかな。
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2月25日

ご来店いただけるおとうさんは日々のお小遣いやへそくりをやりくりして、
新しい機材を投入していらっしゃいます。
何とか捻出した予算でそろえる新機材、みなさんワクワクドキドキもののようです。
当然大事なお小遣いをはたいて買うのですから後悔する物はかいたくない。
はたしてこれは自分にはあっているのか、はたまた必要な物なのか、悩みはつきない
ようです。
そんなときボクは、”所詮遊びなんですから是非使いたいものを使って下さい”とお
すすめします。
もちろん、そのものが明らかに用途にあっていなかったり、危険だったりしたらおす
すめはしません。
オリンピックや世界選手権を目指す選手でしたら、好き嫌いよりはまず機能を優先さ
せなければならないとおもいますが、
ホビーで楽しんでいるのでしたら、多少の機能差だったらカッコよかったり軽い方を
選んでもいいじゃないでしょうかね。
よく、~はもっと脚ができてから、とか部品かえる前にもっと走り込まなきゃとか耳
にしますが、
ジンセーは短い、いいとわかっているものならとっとと使っちゃったほうが得だと思
います、特に始めるのがおそかったおとうさん世代。
好きな物使った方がきっと走行距離も伸びますしね。
お仕事にがんじがらめで日々奮闘している自分と同世代のおとうさんから、
”これつかったらどうなるんだろう、ドキドキするな”
という言葉を聞くと、そんなひとときを提供できる自分の仕事をとても嬉しく思えま
す。

2月22日

下ごしらえができたラグ類を治具の上で自転車のカタチにしていきます。
T島さんは30mmスローピングがご希望。
ヘッドはやはりはやりのインテグラルは避けてノーマルアヘッド。
さていよいよカタチになっていきますよ。

だいぶ前にカーボン製品をつくりにあたりご相談をうけたメーカーの人がやってきま
した。
お話しの中でなんとリクエストしていたカーボン製品がラインナップとしてでてくる
らしいです。
おそらく今流通しているカーボン製品にはないのです。
もちろんSBTMでも販売予定です。
商品の詳細がわかりましたらお知らせします、お楽しみに。
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2月21日

あまりにいいお天気なので午前中でおシゴトかたづけて(本日定休日です)、
午後からムスメと公園に遊びにいきました。
そこで初体験。
竜巻です。
遊んでいる公園の横の空き地をみているとなにやらクルクルと風がまわって落ち葉が
天に舞い上がっていくではありませんか。
へ~、と傍観していたら、だんだん渦がつよくなってこちらにやってくるではありま
せんか。
おもわずムスメを抱きしめてかがみ込みました。
幸いにして落ち葉を巻き上げるくらいまでしか強くならなかったので事なきを得まし
た。
過ぎていった竜巻をみると、ほんとに天高く落ち葉を巻き上げていきました。
恐るべし竜巻。
つくばではよくあることなのか、つくばでもめずらしいのかは、わかりませんがとに
かく初体験。
なんでもない住宅街の公園なんですが、竜巻のメカニズムを知りたくなりました。

2月20日

T島さんフレーム製作下ごしらえ作業開始。
まずはラグの肉厚を決めてニッケルクロームモリブデン鋼のパイプを切削していきま
す。
T島さんは今はやりの大口径チューブが嫌いなので、
トラディショナルなチューブ径のもの3本をメインに使います。
それと体重64kgを考慮して肉厚は0.8mmに決定。
以前のものとは違うところをが欲しいというリクエストでシートステーをカーボンに
設定。
まだ、実業団登録をしてガシガシ乗りたいという希望もおありななのでチェーンス
テーはニッケルクロームモリブデン鋼0.7mm厚の22.2Φのものでいくことに。
ボクのフレームの下ごしらえって輪切りのチューブだけがならんでいても何が出来る
か分かりませんよね。
毎回毎回かきますが、下ごしらえは実に地味なおシゴトです。
でも、この地味なおシゴトをしっかりしておかなければ最終的な完成品はできあがり
ません。
この地味なおシゴトを覚えるにはさらに地味な修練が必要です。
最近の自分の好きなことを生業にしたいという風潮はとてもいいとおもいますが、
自分の好きなことを生業にすることと好きなことだけをやるということが混同されて
使われているような気がします。
たしかにしなくていい苦労というのはしない方が賢明かもしれませんが、
ボクが今まで読んだり聞いたりして自分の好きなことを生業にしている人で、
自分の嫌いなこと得意でないことをやらないでこれている人はあまり知りません。
自分の好きなことだけをやっていけるほど世の中甘くはないと思うんですがね。

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2月19日

製作シゴトです。
お次は東京のT島さんの番です。
T島さんとはもう長いおつき合いで今回が3台目になります。
最初のカーボンバイクはゆうに5万KM以上は乗っていただきました。
地球一周以上ですよね。
ここ数年お仕事がいそがしくあまり乗れなかったようですが、
最近また少し時間ができてきたようで乗り込みはじめているということです。
ボクとほぼ同年代なんですが、なんとも勇気づけられます。
やはり自転車は乗ってなんぼのもの、
オーダーを頂くということと同時に乗り続けていられることに嬉しさを感じます。
カーボンは身体にやさしく身体に与えるダメージを緩和してくれるので、
自転車ライフをより長く楽しめると思います。
さあ、さっさとつくりましょう。
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2月18日

今日のつくばはめずらしく雨、SRM(http://www.sbtm.jp/lounge/srm.htm)は残
念ながら中止でした。
前にも書きましたが、雨でSRMがなくなるのって年間でおそらく片手で数えられる
くらいだとおもいます。
つくばの日曜日の晴確率って相当なもんだと思います。

今日も多くの人がロードバイクを探しにきてくれました。
みなさん魅了的なバイクを目の前にすると子供のように目をランランにさせて、
ほし~い、モード全開になるのが手に取るようにわかります。
カラーもバッチリ、サイズもバッチリ、それならばGOーといきたいところなのです
が、
その前に大変な難関があります。
予算折衝、そう大蔵大臣である奥様から繰り出されれう数々の難問のバトルロイヤル
をくぐり抜けなければならないのです。
本日ももう気持ちは150%買いなんですが、
”カミさんと相談してきます”というおとうさんがいらっしゃいました。
身体にもよくて、遊ぶ都度にかかるランニングコストがこんなに安い遊びはそうそう
ないですよ。
頑張れ!おとーさん!

2月17日

忙しくてアップできなかった、
先日手に入れた木リムの画像をおとどけします。
何ともいえない色合いです。
チタンマニアのスッタフヨシダよるとカッコいいそうです。
アマンダスポーツの千葉さんによれば、
五枚くらいの板を重ね合わせてまん丸い治具に沿わせて、
外側からぎゅっと締め上げていき接着成型しているということでした。
おそらくいまつくっている職人さんがやまてしまったらもう目にすることは無くなっ
てしまうんでしょうね。
自分用に1セット組み上げる予定ですので、
興味のある方に試乗してもらえるようにするつもりです。
何とも不思議な乗り心地を体験出来ると思います。
もちろん販売もいたします。

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