先月、中学入学お祝いで、大変お気に入りのビアンキローマ３を、
ご両親に買ってもらったＡ君、落車でバイク修理お持ち込み。
通学にも大変気に入って乗られているようです。
身体の怪我は大したことなかったのですが、
バイクの方は、シフトワイヤーが完全に判断、交換する必要があります。
バイクスタンドを取り付けようとすると、
リアエンドにはライトアダプタがついている。
このライトアダプタ、本来はライトを取り付けるためのものなのですが。
当店では、リアエンドにとりつけて、転倒時のリプレイスメントエンド保護用としてつけています。
このでっぱりが、右側に転倒したときに変速機より先に地面にあたって、
リアディレラーとリプレイスメントエンドを保護してくれます。
通学用バイクは、転倒しなくても学校での駐輪中に倒されたりすることもあるので、
通学バイクにはとりつけるのを特におすすめしています。
さて、このライトアダプタがついているので、
普段作業、保管用につかっている両ばさみのスタンが使えない。
今までは、いちいちライトアダプタを外して、通常のナットをつけてスタンドをつけていました。
これは、あまりにも非合理、なにか手はないかと考えます。
ライトアダプタのは筒になっていて、中は中空。
スタンドの取り付け筒も中空。
ならば、そこに引っ掛かる中子をいれてあげればいいのではないか。
っと、ピカピカピカっとひらめいた。
早速旋盤で、それぞれの内径に合わせて削りだしてみる。
これをライトアダプタの筒にいれます。
そうしてはみ出た部分を、スタンドに筒にいれます。
お～、見事使えました。
でめたし、でめたし。
