職人マツナガ通信

3月8日

組立。
ガラスの鎧を身にまとったら、いよいよ組立です。
まずはヘッドチューブを圧入です。
SBTMでは万力を利用して作業します。
ヘッド小物が取り付けられたら、
サドル、ステムをとりつけホィールをセットして、
ポジション出しをします。
サドル高、サドル後退度、ハンドル高-サドル高の落差。
設計図の寸法をカタチにしていきます。
計算通り、こんな感じです、Oさん。

オーナーと直接お話しをして、バイクの方向性を決める。
材料を選び、設計をする。
選んだ材料を加工して形にする。
製作したものに、オーナーにあわせてセレクトした部品を組み付けて最終完成品にする。

ここまで一貫して、自分一人でできる仕事というのは少ないんじゃないでしょうかね。

どこかで分業がはいりますよね、設計あっち、製作はこっちというような。
スケールは小さいですが、随分と欲張りな仕事ですね。