職人マツナガ通信

6月1日

割れちまった悲しみにⅡ。
先日ここに書いた、カーボンフレームチェーンステー修理のバイクの納車。
時を同じくして、もう一台同じような症状のバイクが持ち込まれました。
こちらは、バイクケースで輸送中に、どうも圧力がかかり、チェーンステーが割れてしまったとのこと。
ご本人、ダメ元でお持ち頂いて、直すことに。
直し方は、一台目と同じで、割れた部分にカーボンシートを貼り合わせて直します。
今回は、シフトケーブルストッパーの付近だったので、ここにどうやって接着剤がつかないようにするかがミソでした。
作業も無事終わり、元のようにガンガン乗れるようになりました。
明日日曜日お渡し予定だったのですが、
待ちきれないということで、本日御来店。
オーナーのうれしそうな顔をみて、ボクも作業をしてよかった。
この手の作業は、申し訳ありませんが、
販売保証作業として当店で販売したバイクのみとさせて頂いています。
このあたりも、フレーム工房を構えるSBTMでバイクをご購入頂けるメリットと思います。