職人マツナガ通信

8月9日

ケーブル。
好評の6800アルテグラ、9000デュラーエースコンポですが。
特に、シフトレバーとブレーキレバーの引きの軽さが際だっています。
その良さをささえているポリマーコーティングのケーブルですが、
アルテグラとデュラエースでは、すこし作りが違うんですね。
まずブレーキケーブルでは、
インナーケーブルにまいてあるポリマーコーティングの繊維の太さが、
アルテグラの方が若干太いそうです。
よってデュラエースのほうが、より密にポリマーコーティングされているようです。
あと、アウターケーブルに入っているプラスチック製のライナーですが、
こちらも、デュラエースのほうがしなやかな素材を使用しているとのこと。
さらに、アウターケーブルの内側に螺旋状に巻いてケーブルしている鉄に、
なんとメッキが施してあるそうです。
なので、外側のブラスチックカバーがやぶれても錆がでてこない、ということなんですね。
シフトケーブルに関しては、
ブレーキと同じく、ポリマーの太さ、ライナーの柔らかさが違っているとのことでした。

なので、厳密に言うと、アルテグラのアウターケーブルにデュラエースのインナーケーブルを通すと、
本来の性能がでないということになります。
これは性能とは関係ありませんが、
ケーブルのカラーは、アルテグラの方がバリエーションがあります。
さて、さて、どちらを選びますかね。
SBTMでは、機能優先でデュラエースのケーブルセットは全カラー在庫しています。


ふ~、一気に書いた。
この手のことは、皆さんへのお知らせの意味と、
自分へのすり込みのために書くようにしています。
ほんらいなら、自筆で書くのがいちばんいいのでしょうが、
キーボード打ち込んで書くのも、
ただ、ふむふむと読んだり、聞いたりするより、
アタマに残ります。
覚えたいことはできるだけ書くようにしています。