職人マツナガ通信

1月12日

設計です。
MさんのプロジェクトMフレーム設計です。
今使用しているのは、二十年前にトライアスロンで主流になりつつあった26インチバイクです。
メリットは、車輪慣性が小さいので(直径が小さいので質量が700Cに比べて小さい)、踏みだしが軽くなるとういことです。
なので、常に踏んでいるような走り方にはメリットがあります。
Mさんのターゲットは、オリンピックディスタンストライアスロンときまっていて、
バイクパートはそれほど長くない40kmということで、
惰性で走ることは想定せず、廻しきってしまうということで26インチでいったと思います。
26インチのメリットは十分に享受され楽しまれたようで、
今回は27インチでつくります。
基本ポジションは現在のカタチをかえたくないということなので、
26インチの図面をベースに設計します。
アスリートのMさんも、さすがに二十年たつと少し成長をされたようで、
ライディングポジション確認のために最近のライディング画像を送って頂きました。
さすがバッチリきまっています。
このポジションが維持できるのでしたら、
多少体型がかわっていても大きな設計変更なしで大丈夫です。
腰、手、足の位置をかえずに、
26インチを27インチにおきかえていきます。