職人マツナガ通信

1月16日

素材選び。
図面ができたらお次は材料選びです。
昨日のこの通信をみていただいたMさんから、
早速つっこみがありました。
どうもオリンピックディスタンストライアスロンを強調して書きすぎたようで、
数年後にはロングにメインに移行しますので、そこらあたりも考慮にいれれてくださいとメールがきました。
だいじょぶ、だいじょぶ、です。
Mさんとは二十年近いおつきあい、
現在のお歳も熟知しております。
その辺りは折り込み済みとなっています。
ポジション的には、ロングになってもステムを上げられる余裕をもっています。
というより現在を前傾のマキシマムで設計しています。
ハンドリングは、ロングトライアスロンでもふらつかないよう、少し長めのホィールベースをとってあります。
これから決める材料も、剛性が上がりすぎないように配置します。
かといって、剛性不足で下り坂のコーナーで恐い思いをしてはいけないので、
そこは体型にみあったものをカバーします。
ダウンチューブには弾性率80tのものを、
トップ、シートには40tのものを配置します。
外径はノーマルサイズですので、全体的に細身のシルエットでいけます。
今回はバックもカーボン。
こちらも体重と全体のシルエットにあった細身のものを選びました。
これで迷いなし、つくります。