職人マツナガ通信

1月17日

ラグ造り。
Mさんのフレーム、カーボンをチューブを繋ぐためのラグパートを、
合金鋼チューブでつくっていきます。
勢揃いした元管です。
これを、肉厚、長さ、突き合わせ角度にあわせて切削加工をしていきます。
この工程は、肉厚の調整をのぞいてはクロモリのフレームをつくるのと同じとなります。

まず、肉厚と長さ加工です。
これは旋盤をつかって行います。
肉厚は、身長、体重、用途を考えて0.8mmにしました。
同じ体型でも用途が違うとかわってきます。
長さは、カーボンチューブを接着するので、
かかる力に対して接着剤強度を数倍にみて必要十分な長さでカットします。
肉厚、長さがカットできたらお次はつなぎ合わせのアール(曲面)どりです。
これはフライス盤という機械をつかって加工をします。
丸い刃物がついている機械に、角度を合わせてカットしていきます。