職人マツナガ通信

2002年 1月25日

今日はSTIレバーの修理をしました。
シフト時のラッチェットがなめてしまう症状。
ラッチェット部の勘合部のゆるみかと思い、久々にSTIレバーをばらす作業。
フライトデッキ用の配線がはっているのでちょっと気をつかう。
結局原因はそこにあらず、ラッチェトの歯の部分がかけてしまった模様。
高価なものなので、修理ができないのが、ちょっとくやしい。
 
あと今日はコルナゴの納車。
オーナーがコルナゴフリークなので、バーテープ、ステム、サドルなどコルナゴマーク入りで、タイヤもカラーコーディネートでカッコよく仕上げる。
とても気に入ってもらったようで、こちらもうれしくなってしまうような、ニンマリ顔。
ヤッタ。
 
27日の天気予報は雨または雪、最悪。
まあ、せっかくタシロくんがくるので、タシロくを囲んでの座談会でもしましょう。
おいしいエスプレッソとワインと一緒に(おっしゃれ!)ワインは、ショップの大家さん(ホソダ興産さん)が、この27日の集まりをHPでみて、わざわざ差し入れをしてくれました。
ありがとうございます。
気っぷがいいっすね。
 
帰ってきて偶然みたニュースで、またひとつ不条理な話。
北海道の酪農家が、骨肉粉入りの飼料と聞かされずに、使ってしまった飼料のために、廃業の危機に迫られていた。
家族全員で長い時間かけて築いてきた仕事が、自分の意志や責任とは全く違うところの原因で思ってもみなかった方向へいってしまう。
かと思えば、日本を代表する企業が詐欺まがいのごまかしがばれて、かなりの窮地に。
 
どちらも過程は大違いだがけど、結果は似たような境遇になった。
これは不平等なのか、はたまた平等というべきなのか。