職人マツナガ通信

4月10日

配線士。
バッテリーチャージ用の配線ができたら、
あとはディレラー、レバー関係です。
レバー側がからの配線は、
トップチューブ側にあり、これも一筋縄ではいかかず。
フロントメカは台座側から通してシートチューブに出るように。
リアメカも、メカ側から通してBBへ通るように。
でそれができたら、メインユニットについているケーブルを、
シートチューブからいれてBB下へ出します。
こうして、やっとすべてのケーブルを配線、OKです。
あとは組み付け調整ですね。
EPSの調整がまた、やっかい。
以前にやったことはあるのですが、
もうほとんど忘れている状態。
この調整が、何となくやればできるものではなく、
キッチリと手順を追っていかなければ、
永久にできないしろもの。
そこで登場するのが、
ふじやんこと、当ショップアドバイザーの藤下さんが書いたメンテ本、
「ロードバイクの整備と修理」。
これにEPSの初期設定のやり方がバッチリ載っています。
これにのっとってやり始めるが、
最初からイレギュラー、うまくいかず。
たまらず藤下さんに電話をいれてみると、
「コンピュータのバグでしょう、一回電源を切ってやり直したら」
というアドバイス。
そうして、やってみると何とかできました、ホッ。
しかし、こんなに簡単にバグが出てしまうとは・・・・・。
しかし、この電動パーツ、
どうみても、取り扱いからしたらシマノに軍配があがりますね。
でも、ヨーロッパ人にしたら、やはりその思考回路でできている、
カンパニョーロの方が使い勝手いいのでしょうかね。
ヨーロッパの自転車屋さんに聞いてみたいです。