職人マツナガ通信

2月24日

FさんのプロジェクトM、接着剤が塗布して、治具に最終セットがきたら、
加熱硬化をさせます。
治具にフレームをセットしたまま、電熱線の加熱器を接着部に直接あてます。
イタリアで、アドバイザーとして、このクロモリ・カーボンフレームをつくったとき。
https://www.sbtm.jp/matsunaga/_1/
この加熱を、塗装を硬化させる温室にいれてやっていましたっけ。
治具にのったフレームを、そのまま動かして温室にいれてしまうのです。
ボクが使っている加熱器なら、硬化まで1時間かからないのですが。
この、イタリアの温室では、確か数時間かかった記憶があります。
しかも、塗装時はかなりの数のフレームを温室に入れて一気に焼き上げるのですが。
ボクのフレームの場合は、一台きりで温室を独占。
かなりコストのかかった作りとなっていましたね。
Fさん、ようやく最終的なカタチとなりました。
できたてで、湯気がでています。