職人マツナガ通信

10月3日

FさんのプロジェクトM、ディスクブレーキ台座が取付できました。
念のためキャリパーを取り付けてホィールをいれて位置関係を確認します。
ホィールは、Fさんが今まで使われていたものを使いまわします。
キャリパーをとりつけて、ホィールをいれてみると・・・・・。
?・・・・・・・・。
ん、ディスクローターがブレーキパッドにあたってしまい、
それも、ちょっと触れるという感じではなく、完全に擦ってしまいホィールがまわるどころではない!
え~、なにか治具の使いかを間違えたか?
やっぱり少し慣れるとポカをやるのか。
っと思いつつ治具をだして、眺めて、作業工程を思い出しながら、改めてセットして確認をしてみる。
ん~、間違えはないんだよな。
キャリパーの取付位置も何度も動かして試してみるもダメ・・・・・・・。
何がどう違うのか、を考える。
そこで、とりあえず別のホィールをいれてみる。
っと、そのホィールは正常につくではないか。
ホッ、とりあえず、取付位置は間違えていなかった。
では、何が違うか。
お持ち込みのホィールのハブの寸法か。
インターネットで調べてみるが、特にかわってはいないよう。
ハブによってローターの位置が変わってしまっては、使い物にはならいですからね。
原因全く分からず。
しかたがないので、ローターをホィールからはずしてみる。
っと、ローターを取り付ける根元が段になっていて、
ローターが付いた状態では、見えなかったところに、スペーサーがはいっているではないか。
これはなにかな、っと思い、早速調べってみると。
ディスクロータースペーサーというものであることがわかる。
ディスクローターとハブの間にはさんでローターの位置を微妙に調整するためのスペーサー、だとのこと。
恥ずかしながら、こういうものがあることを知らなかったです。
無知ほど怖い物はない、勉強になりました。
これをはずして、取り付けたら何の問題もなくとりつきました。
チェーンステーにのびるブレーキホースの処理ですが。
ロードの場合は、内臓にしたのですが、
今回はシクロクロスということで、泥水がはいることをさけるために、
チェン-ステーに下にトンネルをロー付けすることにしました。