職人マツナガ通信

7月16日

ご来店いただくお客様に、
ここにくると、ホッとする、
というようなことを言ってもらえることがあります。
これ、なかなかうれしいです。
商売の本筋からすると、
回転をよくするために、
あまり居心地をよくしてはいけない、
というようなことがよくいわれますが。
だけど、効率だけを目的にしてサービスしている、
職業の人達って、
どうみても楽しそうにシゴトしているようには、
みえないんですよね、
やっているヒトが楽しそうでないと、
やっぱりお客としても楽しくないですよね。
ボクのシゴトは、遊びを売るシゴト(大げさにいると夢を売るシゴト)
だと考えているので、
お店に入ったとたんに、
ドウシヨウもない日常忘れて、
ただ単に、自転車好きのおにいちゃん、おじちゃん、
おねえちゃんになって、
自分の夢追ってもらえるのが、
最高だと思いますし、
そういうヒトみるのボクも楽しいです。
だから、ボクはヒトの夢こわすようなニンゲンじゃいけないんですよね。
でも、ボクもドウシヨウもない一般民間人ですから、
忙しさにおわれると、ついつい忘れてしまいがち。
そんなときのために、このキモチなくしちゃってるんじゃないのかと、
できるだけ、自問自答するようにしてます。
それに、また、お客さんが、
気づかせてくれます。
やっぱり、お店って、
売り手と買い手、
両方でできあがっていくものなんだな、
と改めて思います。