職人マツナガ通信

7月17日

今日の定休日も、
メーカーの発表会がありましたが、
サボってしまいました。
さすがに、ここのところ、
カラダにきているようで、
キモチではいく気満々なのですが、
カラダがどうにもこうにもいうことを聞かない。
今回はなんとか、助っ人にたのめたので、
これ幸いと、休養日にあてました。
たまってしまった、私用をこなし、
のばしにのばしてしまった髪を
きりにいき、
つもりにつもってしまった埃を掃除し、
久しぶりに、野菜てんこ盛りの夕食をつくり、
とごくごく普段着の休日をすごしました。
冷蔵庫にねかせていた、
6月24日賞味期限の牛乳は、
見事にヨーグルトになっていました。
遅れに遅れてしまった、
沖縄研修記も書きました。
それなりに、ほのぼのした、
いい休日だったな~。


沖縄研修旅行記

6月22日
今日は、イマワノさん達と、
沖縄ツーリングだ。
9時にロビー集合、
イマワノさんにとっては、
まだ真夜中のこの時間、ちょっと辛そうに、
当然遅れてやってくる。
人数が予定より多くなってしまい、
車が二台になってしまい、
一台はボクが運転することに。
なんとイマワノさんを助手席に、
のせての運転だ。
おれで、事故おこしてケガさせてしまったら、
ファンのヒト達に恨まれるんだろうな、
と一抹の不安をいだいて、一路名護へ。
運転中色々お話ししていて、
おもしろい言葉発見。
ボク、「月にどれくらい自転車乗るんですか?」
イマワノさん、「だいたい、200~300km位しかのれないかな、
ほとんど通勤でだよ」
通勤・・・・・・?
そうなのでう、イマワノさんは、
スタジオの移動などで動くことを、
通勤といっているのです。
たしかに、そういわれればそうだけど・・・・・、
ちょっと、違うような気もするが。
今日のコースは、コーディネーターの
フジシタさんのお薦めコースで、
名護をでて島の北側半分をまわる、
峠一つの全行程85KMのイージーコースだ(のはずだった)。
名護に到着して、各自の自転車整備して、
記念撮影して、いざスタート。
気温はおそらく、34,5度位、
無茶苦茶暑い、し湿気がすごい。
なんでも一昨日梅雨明けしたらしい。
きれいな海岸線を、ボクが先頭を引いて、
いいペースで快調に快走。
まさに青い海見ながらのツーリングだ。
途中、名もない小さな浜で小休憩。
イマワノさんは、さすがによく乗っているらしく、
楽勝のよう。
ちょっと、心配なのはスタッフのヒト達。
ホントに青い海がまぶしい。
また、走っている道路に、
雲の陰が動いていく様が、
とてもいい感じだ。
いよいよ峠の入り口、
昼食をとろうということでしたが、
峠を満腹でのぼるのは辛いということで、
とにかく、峠をやっつけることに。
前振りでは、400m位の大したことない峠ということ
でしたが、いやはや、
登りだしてみると、とんでもなく、
感じとしては、700m近い(ヤビツ峠位かな)峠の、
きつさでした。
峠では、イマワノさんとボクと二人になってしまい、
二人でモクモクと峠を登っていきました。
この間合いが、なんともいえない、いい感じでした。
スタッフの皆様、瀕死の状態でなんとか、
峠をクリア、さあ、後は下りと平地だけ、
とメシやをめざし、意気盛んに走り出したのですが、
行けども行けども、海は見えず、
相変わらず、登ったり、下ったりの連続だ。
イマワノさんが、この先、山ばかりのようだけど、
とフジシタさんにきいたら、
なんと、この先にトンネルがあり、それをぬければ、
海だという。
それじゃ、とまた意気盛んに走り出すと、
トンネルのトの字もなく、相変わらず登り坂は続く。
ここでようやく、フジシタさんはコースを把握していないことを、
イマワノさんと確認。
全部まかせきりなので、地図もなく、
ひたすら、つらいアップダウンを繰り返す。
さえぎるものもない、炎天下の中、
一直線の登りをひたすらのぼる、
なんか拷問のようだ。
それに、楽しみにしていた、
メシやもない、というより、
人家もまったくない。
ようやく、食事ができそうな、
お店をみつけたときは、すでに、
夕方5時、
完走するにはあと、50km位走らなければならない。
(距離も聞いていた85kmではなく、120kmあった)
明日のコンサートに差し障るということで、
今回はここで終了に。
イマワノさんが、目で完走したいと、
訴えてくるのがわかるので、
ボクがつきあいますよ、と言ったが、
やはり、明日のオシゴトに差し障りがでてはダメ、
ということで、THE END。
ボクとフジシタさんとで、
もう一台の車をピックアップしに、
スタート地点へもどった。
この後のコースも、とんでもないコースで、
平坦のへの字もなっかった。
あそこでやめておいて正解だったようだ。
結局ホテルの帰ってきたのは、
夜の9時、そして、
その後、今日の反省会で、
また、オリオンビールと泡盛で、
夜は更けていった。
明日は、ようやくひとりになれる時間と、
イマワノさんのコンサートだ。

6月23日
午前中は、那覇の中心の、
国際通りを歩いたり、
自転車で、ちょっと町はずれの、
場末のソーキそば屋にいったりと、
のんびりすごしました。
午後から、イマワノさんたちがコンサートをやる、
沖縄市のホールへ移動。
ここへ来て知ったのですが、
このコンサートは、
地元のバンドのBIGINEが中心になって、
仲間をあつめた、
「海の日コンサート」というものだった。
イマワノさん厚意で、楽屋へ入れてもらい、
いろいろ初体験をさせてもらった。
イマワノさんをはじめ、
音つくり職人たちの、
いろいろなシゴトがみれてとても楽しい。
おもしろいと思ったことをちょっとあげてみます。
*スタッフのヒト達、イマワノさんのことを、
ボスと呼ぶ。ん~、ここは七曲署か。
*アンプへ繋ぐコードで音色が変わってしまうらしい。
こだわるイマワノさんは、20万位するコードを使っていた。
*今回は、小さいコンサートだったせいか、
自分でメークしていた。
WC用のサッカーボールのかぶり物もあった。
*楽屋のテーブルの上には、色々はヒト達からの
差し入れでにぎやかだ。その中にきらりと光る、BCAA。
やっぱりここでも、活躍していた。さらにSAVAS、
エナジーゼリーなども。ステージ中の飲み物も、
自転車乗るときと同じで、ポカリやBCAウォーターを使う。
ステージもまさにスポーツだ。
*自転車で使う心拍計、コンサートでも使ったことが、
あるという。自転車の時と同じような結果がでるそうである。
ただ、困ってしまうのは、胸のセンサーからでる、
電波をマイクが拾ってしまい、変な音が混じってしまうらしい。
音の管理をしているスタッフが困っていた。

コンサートも、超盛り上がりの打ち終わり、
ボクも「雨上がりの夜空に」を生できけて、
大感激。次回はフルのコンサートに是非いってみたくなりました。
終わった後、撤収なども手伝い、
イマワノさんのギターを運ぶ、
ぼうやをすこし体験。
また、イマワノさんが記念にと、
愛用のピックをプレゼントしてくれた。
音楽音痴な自分には、
まさに豚に真珠である。

その後、出演者全員の打ち上げにも呼ばれて、
そして、ようやくホテルに帰った11時から、
身内だけの打ち上げとなった。
またしても、泡盛とオリオンビールの競演である。
コンサートを終わった安心感か、
イマワノさんが今までで一番饒舌だった。
おもしろい話もいっぱい聞けた。
そんな中、フジシタさんが今回一緒に出演していたね
森山良子さんの大ファンであることが発覚。
イマワノさんが、それなら紹介したのにと、
残念そうに。
しかし、神はみすてなかった。
3時位にようやくお開きになり、
外へでると、なんと、
屋台で森山良子さんご一行が泡盛をのんでいるではないか。
さっそく、イマワノさんフジシタさんを連れていき、
お隣に座らせて、ご紹介。
妙にウキウキしたフジシタさんがかわいらしい。
そんなこんなで、時刻は朝4時に。
ボクはこの日お店を開けるために、
8時半の飛行機乗らなければならず、
まいったな~、と思いつつ、
イマワノさんに達に挨拶をして、
お先に部屋に引き上げた。

こうして、夢のような沖縄研修ツアーは、
おわりました。
急ぎ足で過ごした3日間でしたが、
色々なこと感じられて、
とてもよかったです。
やはり、自分の感性鈍らせないために、
こういう事って必要だなと、
改めて感じさせられました。

このツアーの模様は、
サイスポの8月号で掲載されるそうです。
画像はそちらでお楽しみ下さい。
いい景色は、ボクの脳裏に焼き付いているだけ、
カメラもっていきませんでした。
悪しからず。