職人マツナガ通信

2月8日

今日、MTBのプロレーサーの、
竹谷選手(’02アジア大会金メダル)が野暮用でよってくれました。
話の中で食事の話が出たのですが、
竹谷選手らしいとういうか、
おもしろい話を聞きました。
食事の管理は、特にプロの栄養士とかに任せるのではなく、
自分で勉強をして、
それに併せて奥さんに作ってもらっているとこのとでした。
竹谷選手にいわせると、
そうやって、自分にとって、どんな食事内容がいいか、
どんな方法でとるのがいいかと、
いうことを独学しながら、
試行錯誤して、自分を実験台にして、
成果をみていくのがとても楽しいとのことです。
根っからのプロではなく、
サラリーマンを10年近くやりながら、
自分なりのトレーニング方法をみつけだし、
全日本チャンピオンまでたどり着いた、
彼だからいえることなのでしょうね。
食事にかんして、普段つらいトレーニングをしているのに、
節制で食事の楽しみをなくしてしまうなんて、ナンセンス。
(節制をしないということではないのですよ、制限の中でいかに楽しい食事をするかです)
MTB選手だけど、ロードも乗る、
だけどこれもトレーニングためだけに乗るのではなく、
ロードの快走感がたまらなく楽しいから乗る。
気負いなく、さらりとこんな事をいう竹谷選手に、
とても好感が持てました。
プロトとしてトップを維持していくのには、
計り知れない苦労はあると思いますが、
とにかくすべてを楽しもうという姿勢は、
周りの人間もとても楽しくしてくれます。
是非、アテネオリンピックがんばってほしいです。