職人マツナガ通信

9月17日

摩訶不思議。
今月行われた佐渡トライアスロンに参加されたSさん、
レースに中に落車をされてしまったということでタイムRXRSアルチウムをお持ち込み。
ご自身のすてたボトルに乗り上げて、どうやら空中一回転をしてしまったらしい。
幸いにも骨折とかはなかったそうですが、かなり身体にダメージもあったそうです。
バイクのほうは、落車後ご自身である程度確認をされて、
何とか動くようにはされたとのこと。
ご本人曰く、後輪がセンターにはまならい、とのこと。
ん?
さっそく確認をしてみれると、確かにしっかり車軸を奥に入れてセットしても、
車輪のセンターとフレームのセンターが合わない。
しかし、車輪の振れはほとんど出ていない。
フレームの接着箇所がはずれたのかと思い、各部をチェック。
ん~、外れた様子はない。
フレームはカーボンなので、フレームバック部分のみが曲がるということはありえない。
車輪のセンターが、落車によりずれる?
落車により車輪の振れというのは、よくあることですが。
落車により、車輪のセンターが振れずそのままずれる、ということはまずありえない。
振れ取り台にのせてセンターを計ってみると、
確かに1mm位はセンターがずれている。
ん~。
ホィールのどこに、どういう力がくわわるとセンターがそのままずれるのか・・・・・。
今のところ全く原因の見当がつかない。
さらに詳しく調べてみる。