職人マツナガ通信

11月6日 Di2ケーブル内蔵加工!

KさんのアンカーRFX8、実作業開始です。
まずは、リアディレアラーにつながるDi2ケーブルをチェーンステーの中に内蔵できるかです。
こての作業をするときは、完全にできる保証がないので、いつでも後戻りできる手順を考えます。
まずは、チェーンステー側BBの穴あけです。
チェーンステー内蔵も、BBの穴をあけれらても、
チェーンステー内部にカーボン成型時にエアーバックをつかっていて、
その残骸が内部に残っている可能性があります。
穴をあけて、通してみると、内部にエアーバックの残骸がのこっていて、
それが邪魔をしてケーブルを通せないなんてこともあります。
まずは、BB内部の穴あけからです。
もし通らなくても、BBをセットしてしまえば、穴はわかりません。
ドリルが通せる角度ではないので、
リューターで辛抱強く削っていきます。
ギリギリケーブルヘッドが入るくらいの穴があけられました。
穴が空いたら、ケーブルをとおしてみて、
内部にエアーバックの残骸がないかを確認します。
滞りなく、リアエンド付近まで入ることが確認できました。
ホッ。