職人マツナガ通信

11月9日 Di2内蔵加工です!

Kさんのアンカー、Di2内蔵化計画、
BBチェーンステー側の穴が開きました。
お次は、BBダウンチューブ側の穴あけです。
こちら側の全くの穴なしです。
リューターで根気よく穴をあけていきます。
少し穴が開きました。
ここの穴には、ジャンクションと呼ばれる、
各Di2ケーブルをつなぐためのマッチボックス上箱がはいります。
なので、結構大きめの穴が必要となります。
できるだけ最小の穴にしたいので、
広げてはジャンクションをいれて確認、
入らなければまた広げて、の作業を繰り返します。
ふ~、ようやく入りました。
これでOKです。
お次は、ピラーにつくバッテリーからくるケーブルをBBをとおしてダウンチューブに通す穴です。
こちらは、小さい穴が最初からいあています。
この穴をひろげるのですが。
BB下にケーブルリードをとりつけてあるネジ穴があります。
この穴にドリルを入れて広げられるらえるかを確認します。
OKですね、まっすぐにドリルの刃がとおります。
これで穴を広げます。
さて、BB内部の加工がすべて終わりました。
ここまででしたら、もし内蔵が不可能な場合は、
組み直しても外観にとくに変わはありません。
お次は、フレーム外部からケーブルがくる穴をあけます。
こちらは、もう後戻りできない加工です。
 
こういうフレームの加工は、
加工後の保証の問題や、
オーナーがどんな乗り方をしているのかをわかって、どの程度の作業をするかを決めます。
なので、当店で販売したバイクのみお受けさせていただいています。
ご了承ください。