職人マツナガ通信

1月25日 接着作業です

Nさんのオレンジ号レプリカ再生プロジェクト、いよいよ接着作業です。
ダウンチューブとトップチューブ、どのレベルのカーボンチューブを使用しているかを、
オーダーシートで確認です。
ダウンチューブには弾性率80トンの高剛性チューブを使っていたんですね。
軽量級のNさんにしては、ハイスペック。

Nさん、オレンジ号レプリカはかなり剛性のあるフレームですよ。
とりだしたカーボンチューブをカット作業していきます。
カットガイド用のチューブをかぶせてカーボンチューブを削っていきます。

ラグチューブの中でも、チューブの突合せがスムーズになるようにしています。

図面の寸法にカットできたら、治具のラグチューブにさして長さの微調整をします。
あまりにきっちりな寸法だと、接着剤の加熱硬化時にカーボンチューブが若干熱膨張して、
圧縮がかかりあまりよろしくないので、ほんの少しゆとりのある寸法にカーボンチューブを削っていきます。
削ってはあわせて、あわせては削ってを繰り返して、ちょうどいい寸法に仕上げます。
ダウンチューブ。

そしてトップチューブ。

カーボンチューブが用意できたら接着剤塗布です。