職人マツナガ通信

2月2日

下ごしらえの終わったラグパートを治具にのせてフレームのカタチにしていきます。
まずは治具を図面通りにセット。
ここでドジると取り返しがつかなことになるので、慎重に慎重に作業をすすめていき
ます。
さらにそれが間違っていないか、作業前にチェック作業がはいります。
これは毎回同じ作業なんですが、どんなに急いでいても端折れません。
ヘッドアングル、72°45′とかフロントセンター582mmとか細かい数字をたく
さん扱うので、
”時そば”じゃないですが、作業の途中に電話とか話しかけられた時は要注意。
まあ、そんな状況をつくらないような状況をつくらなければいけないのですが。
もう一つ製作シゴトの大敵、焦るキモチですね。
とにかく焦って作業をするとろくな事がない。
今までの経験で、焦っていると図面に書いてる文字や数字ががほんとに見えなくなっ
てしまったりするんです。
最終段階でのチェックで、”えっ”こんな指定あったけ?なんてことがありました。
これもまた、製作シゴトを始める前は、
できるだけ他のシゴトをかたづけてから始めるようにしています。
オープンファクトリーが売りのSBTMなので、
この辺りのセルフコントロールをもっとうまくならなければいけないですね。

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