職人マツナガ通信

2月3日

下ごしらえの終えたラグの仮づけがおわると、
あたかも、できた!という状態になります。
しかし、折角フレームのカタチになったものをまた、
カーボンチューブを接着するために、
骨抜きにしてバラバラにします。
外から見ていると、このフレームのカタチになっていく過程が一番大変そうにみえま
すが、
時間にすると下ごしらえや仕上げのほうが時間がかかります。
作業としてもやっていてこのカタチになっていくのが一番楽しいんですが。
昨日書いた、焦ってシゴトをしないといことは、
のんびりやるとは違うんです。
決してキモチが競ることはなく、無駄なく一心不乱で作業するというか。
料理人や大工さんや他の職人さんも、
きっとすごい人は、のんびりやっているように見えて仕事がはやいと思うんですよ
ね。

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