職人マツナガ通信

2月17日

筒状にできたラグチューブにザグリをいれるとこんな感じになります。
それぞれ突き合わせ角度(60°30′とか)にあわせてアールどりして、
治具上で実際につきあわせて微妙なところはヤスリ調整します。
このラグ用チューブはただの鉄ではなく、
4130と呼ばれているクロームモリブデン鋼をつかってます。
当然通常の鉄より強くて、溶接の熱による劣化がすくない高性能材です。
このチューブも既製品はなく特別に作ってもらっています。
しかし、このチューブにピンチ!
在庫が無くなってきたで再注文をかけたところ、もうできないという。
世の中クロモリのフレームがすっかり姿を消してきてしまい、
クロモリチューブの需要がないため、
ボクの指定寸法に仕上げるための元管がないという。
もう製作続行不可能か・・・・・・・。
というわけにはいかないので、
材料やさんに何とか頼み込み使えそうな寸法のものを探してもらった。
結果、何とか近いものが出来そうだということがわかった。
頼む量もたいしたことないので、
あまり無理もいえないし、つらいところです。

フジやん通信更新
世の中ロードブームというけれど・・・・・。
http://www.sbtm.jp/advisory/top.htm

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