職人マツナガ通信

6月5日

S谷さんフレーム接着接着作業ガンガンいきます。
体重70kg弱、目的がツーリングなので、
あまり剛性のないカーボンチューブを選択。
一本一本設計図の寸法にあわせてカットして、
さらにそれを現物合わせで一本一本セットしながら寸法の微調整をしていきます。
メイン3本カーボンチューブ+バック三元合金鋼フレームの出来上がりです。

鬼門
SBTMのスタッフとしてまず覚えてもらう作業、
ホィールの仮組。
ハブ、スポーク、リム、バラバラのものを振れ取りができる状態まで組み上げる作業
です。
完組ホィール主流の昨今、大分すくないなりましたが、
最近はチューブラーが少し復活の兆しがでてきたので需要が少し出てきました。
スポークをハブの穴に通して、決まった取り方でリムのニップルホールに組み込んで
いけばいいという、
一見単純な作業のようにみえますが、慣れない人にはこれが一筋縄ではいきません。
リムの方向、ハブの方向、スポークの組み方の方向、リアはスプロケット側と非スプ
ロケット側では寸法が違ってきます。
この作業、仕事する上での慎重さ、ものの原理を考えながら仕事をする事、人の話を
良く聞く事、、仕事中のおしゃべりの弊害など、
作業に必要なかなりの要素を学べるいい仕事だとおもいます。
新米スタッフM本、先週に作業をはじめて、いまだカタチにならず。
はじめはみんなそんなもの、自分もそうだった。めげずに頑張れ。
H原さんすみません、今週中には必ずくみあげますから。

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