職人マツナガ通信

3月12日

K玉女史、フレームラグパート材料勢揃いです。
女史のあわせた繊細なラインのフレームになるような構成です。
まずは、フロントフォークですが主流になりつつあるオーバーサイズのステアリング
コラムをさけて1インチのカーボンフォーク仕様に。
これは剛性、見た目のごっつさを無くすという点でボクからおすすめしました。
ただし難点が一点、1インチのフォークが今後市場から無くなっていくだろうという
こと。
でも、もしフォーク交換のような修理が発生してその時同じ物が手に入らなくても、
最悪ボクがつくってしまえば問題なので、パーツの入手問題より、使い勝手を優先さ
せました。
シートステーは、もう大分前に手にいれた0.4mm肉厚のクロモリ材。
これはもともとゴルフのシャフト用に設計されたものらしいのですが、
女史くらいの体型なら軽さと剛性という点で相性バッチリでしょう。
このチューブもまだまだあると思っていたらもうおしまいに近づいてました、もう手
に入らないだろうな。
最近はインテグラルヘッドのごっつい物ばかりつくっていたので、
久々に線の細いかわいらしいバイクができそうで、ボクも楽しみです。

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