職人マツナガ通信

首尾よくアンカーチームに加入できた田代選手、いくら強くなったといえどもアン
カーチームの中ではぺーぺー。
ましてや他の選手はインターハイや国体などで優勝や入賞をしてはいってきた選手ば
かり。
レースはじめて２年のショボちゃん、いくら国体やツールド北海道の実績もってして
も、他の選手に最初はほとんど相手にされていたなかったようです。
本人もそう感じていたんではないでしょうか。
ここでも、みんなに認めてもらうには結果をだすしかない、愚痴や無駄口たたくひま
があればとにかく練習だということだったのでしょう。
アンカーに入っても田代選手の姿勢は変わらず、よってのびていきたました。
何のレースかは忘れてしまったのですが、
このレースで田代選手がチーム内でしっかり仕事ができて、当時のキャプテンから、
”今日のレースでやっと、田代をチームメイトとしてみられられるようになったよ”
と言われたと伝え聞きました。
ボクの中ではこの時点でようやく戦える舞台にあがれたなという印象でした。
この後の快進撃はみなさんの知るところでしょう。
全日本チャンピオン２回、オリンピック選手、ｅｔｃ。
こうして、田代選手はものいうチャンピオンになれたようです。
メカニックのこまっちゃんこと小松くんにいわせると、強くなってからの田代選手は
まわりにそうとう物言うようになったそうですよ。
でもそれでいいじゃないでしょうかね、日本一になったのですから。
田代選手の去就はほぼきまっているようですが、また本人からの報告があるでしょ
う。
どんなジンセーおくるのでしょうかね、これから。
”運命に従う以外いい生き方はない”
最近読んだ本でとても気にいった言葉です。
田代君、今後も強運活かしてすすでいくことでしょう。

都合により少しの間この通信おやすみさせて頂きます。
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