職人マツナガ通信

4月1日

20160401.jpg

Aさん、設計です。

ご要望をアタマにたたき込んだら設計です。
Aさんのように、ベースができている人の設計は、
わりあいやりやすいです。
シートピーラーのでかたや、ハンドル高ーサドル高落差などの、
数字をみながらパソコンに入れて設計していきます。
ちなみに、この設計ソフトは自前です。
まだ、まだ、パソコンが世に出る前、
ポケットコンピュータという数式記憶電卓がではじめたころに、
三角関数の連続でいろいろな数字を出せるようにしました。
ご用途と経験から、トレール量をみて、
ハンドリングの数字はこんな感じかなという風に決めていきます。
こうしてパソコンの画面上に数字が埋まったら、
お次は、紙のフレームの絵が描いてあるオーダーシートに、各数字をうめていきます。
パソコン上でのタダの数字が、実際のフレームしたときのイメージに近づいていきます。
今回は、あまり迷わなかったですが、
一晩寝かせて、明日再確認をいたします。