職人マツナガ通信

4月27日

ビンディングペダル。
なれている人には何でもない着脱もはじめての人にはすごく恐怖ですよね。
SBTMでは納車時に、着脱の方法、コツ、着脱しやすい適正なクリート位置だしな
どをしてお渡ししているのですが、すべての人がそなまますんなり慣れるというわけ
にはいかないということを再認識しました。
SRM(http://www.sbtm.jp/lounge/srm.htm)に参加のKさん、ビンディングペダ
ルが直接の原因ではないのですが本日のSRMでトラブル。
ご本に曰く、常に足が外れるかを意識していなければならず、咄嗟に何かあったとき
の対処がどうしても遅れ気味になってしまう。
小柄な女性のKさんには、最初から数あるロードビンディングペダルの中から一番ス
プリングが弱く着脱もやさしいと思われるLOOKのPP206というのをセットし
たのですが、慣れだけでは解消できない不安が残っていました。
折角効率のいいロードシューズにしたのにこれではきっと使いたくなくなってしまう
でしょう。
構造的にはこれ以上やさしいものはないと思われるので現在のもので何とか出来ない
かを考え、ちょっと加工をしました。
幸いにして、大部楽になったということで、よかった。
楽にはずせるというのは、裏返すと簡単にはずれるということ危険もともないかねな
いのでこうい加工は気心が知れた人でないとできないですね。
女性ライダーが増えている昨今ビンディングペダルの認識を少し改めなければなりま
せんね。
メーカーさんもよりやさしい女性向けのペダルを作ってくれないですかね。
Kさんから、去年もいただいたフランスの習慣の「スズランの日」のスズランを頂き
ました。
今年はパソコンの前にかざり、スズランのいい香りをかぎながらこれ書いています。

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