職人マツナガ通信

1月9日

お次は、カーボンチューブがを差し込むべきラグチューブです。
まずは元管(これも8630材です)をN間さんの体型、用途にあわせて肉厚を削っていきます。
肉厚は0.8mmに決定。
旋盤でそぎ落としていきます。
肉厚がでたら、接着に必要な長さにカットします。
この状態ではまだただの筒です。
次は、チューブどうしの突き合わせのために曲面カットをフライス盤にホルソーという刃物をつけてざくります。
これでラグチューブはできあがり。
BBシェル(ボトムブラケット:フロントクランク軸を取り付けるところ)は、旋盤に内削りバイト(刃物)をつかい不要な部分をそぎ落とします。
次に、チェーンステー、シートチューブ、ダウンチューブのガス抜用と水抜き穴をドリルを使って穴をあけていきます。
さて、ここには書ききれない作業もあるのですがほぼこんな感じでラグパートのできあがりです。
さて、いよいよ治具にのり自転車のカタチになっていきます。
これからは何をつくっているかわかると思います。
お楽しみに、N間さん。

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