職人マツナガ通信

6月1日

W夫人、接着です。
ロー付けの終わったラグパートを酸化物を取り除き綺麗に仕上げます。
いよいよカーボンチューブの接着となります。
まずは、カーボンチューブを図面の寸法にしたがってカットします。
カットできたら、一本、一本ラグに差し込んで治具にセットして長さの微調整をします。


こうやってすべてのチューブの長さが揃ったら、チューブを全部はずして、
ボトル台座の穴あけ加工をします。
今回は軽量級のW婦人用にシートチューブは薄肉チューブを使うので、
フロントディレラーバンドが来る部分の内側につぶれどめの補強チューブも接着します。


チューブをラグにセットする前に内側にインサートします。
すべての準備ができたら、ラグ、チューブともに脱脂をしてカラカラにします。
接着剤を塗布して、治具にセット、加熱硬化となります。

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