職人マツナガ通信

9月6日

お買い上げから一年半、10000km使用された、
オレンジ号レプリカのプロジェクトMがオーバーホールで入って来ました。
オーナーのNさん、イマワノさんのファンだということで、
ロードバイク最初一台目として、オーダーを頂きました。
もともとオートバイのレースをやられていたNさん、
バイクもすぐにのめり込み、ホビーのクリテやヒルクライムに挑戦されています。
しかし、一年半で10000km以上使用、しかも、もう一台スペアバイクもあり、そちらも時々乗っておられるということで、
すさまじい乗り込み量です。
普通にお仕事をされているNさん、いつそんなに乗っているのでしょうか。
小さいお子さんをもっている、おとうちゃんでもあるNさん、
午後はお子さんのお付き合いもあり、乗り込みは朝5時とかからやっておられるようです!!
ご立派!
オーバーホールでケーブル類も交換をしたのですが、
今回はニッセンの軽量ウルトラライトブレーキケーブルを使用しています。
これはコイルの材質をアルミニウム合金に変えることにより、鉄製やステンレス製の既存品に比べて重量が約半分というものです。
1mあたりの重量は約27g。1台分で約2mを使用する場合、通常の鉄製ブレーキアウターが115gに対しこちらは55gと半分以下の軽量化が可能ということです。
シフトケーブルも、ニッセンのSP31 スペシャルステンレスインナーケーブルを使用。
こちはら、重量の軽量化ではなく、引きの軽さをうたっています。
ケーブルの表面を削り真円に近づけるスリック加工をしたのち特殊なコーティング(電着コーティング)をしているため、
単なるスリック加工したものやPTFE(テフロン)コーティングよりも低摩擦となっているとのこと。
またコーティングもはがれにくくなっていますので、長期にわたって引きの軽さが持続するそうです。
サードバーティとの組み合わせを嫌うカンパニョーロのコンポですが、
相性はいいようです。
バッチリしあげました、またガンガン乗って下さい!

201897113245.jpg

20189711330.jpg