職人マツナガ通信

8月1日

やっぱり・・・・・。
先週の土曜日納車したプロジェクトMのOさんより、
発ライドの感想メールをいただきました。
でも、やっぱり思っていたとおり、納車日の夜は、
バイクを前に祝い酒を飲まれたようです。
そうですよね、そうですとも、うれしいときのお酒は格別です!
そんな二日酔い(?)でも、いいフィーリングを得て頂けたようです。
よかったです!!

「projectM史上最も美しいバイクに違いない!
とメデルこと数時間。深酒がたたり、早朝から動き出すハズが・・・
頭が痛い上に、のども痛い。
それでも、乗りたい欲求に勝てずに、よろよろと不動に向けてスタート。
通常、そのまま不動に入るのですが、どうしても調子悪く、平沢の休憩所へ。
すると、和気あいあいの集団。「おしんこしょっぱいねぇ」などと少し年齢高めの集団。
その間をすんません、すんませんと、場所を借りて一休み後、出発しようとすると・・
Oさん!と声が。
スタッフの坂間さんです。そう、皆さんSRMのメンバーだったんですね。
「どうですか、調子は!」と元気に声を掛けていただきましたが、残念ながら体調不良。
「ぃや、これから不動で、その後つつじが丘まで・・・」と
曖昧な返事を・・・
坂間さん、不調だったんです。スンマセン。

さて、登り始めると、おっ!?って感じです。軽い!昨日のセットのまま重量級のコンプレッションホイールですが、軽い!ってか、軽く感じる。スンスンスンって感じです。時には氷の上をつるつる走ってる感じです。登り最初の緩い直線に差し掛かる辺りは、いつも若干疲れを感じる所ですが、割りと余裕。中腹の平坦部20キロほど出して、登り再開の辺りでいつもスピードが極端に落ちますが、ここも疲れ残さず進みます。そして、舗装が一部綺麗な5mを登り切った辺りも疲れで、いつも落ちるポイントですが、ここもクリアです。が・・・もう、他の登りがまるで絶不調。足ついてしまいたいと思ってしまう位。そんな中でも、最後の10%は、予想以上に踏んで進みます。「踏めば進む!」というのをはじめて体感しました。
とは言え、つつじが丘まで、行く気になれず、そのまま下ります。

これまで、ホイールとの違和感はなんだったのか?とくに、コンプレッションホイールで感じていたもの。
それはつまり、バランスではないか?と。
本日、数時間乗って感じたのは、あぁ、合ってるって感覚。比較して初めて感じることですが、マスプロ車だと、無機質なカチカチのプラスチックのフレームに有機物のホイールを付けて走ってるバラバラな感覚。対して、projectM車は、しなる竹のような有機物のフレームに、同じ有機物のホイールが混和して一体になってる感覚です。
どちらが、良い悪いでは無く、フレームとホイールと、身体と、目的に合致した組み合わせとバランスというものがあるのだ、と、なんだか悟り?を開いた感じです笑

絶対的なスピードが上がったとか、そんなんでは無く、とにかくバランスが気持ち良い。
不動のダウンヒルでは特に、今まで以上にストンストンいきます。路面を気持ちよく吸収してくれます。調子にのると大ケガしますので、自制、自制。
気持ち良さは、帰宅してからの疲れ具合にも影響します。もう一回、出ようか?とそんな余裕さえ出る始末です笑

SAPIMで組んだ木リムも早く試したいです。その前に早く体調を整えます。」