職人マツナガ通信

10月3日

アマンダホィール。
Yさんにご依頼をうけたアマンダホィールができあがってきました。
前輪に木リムのコンプレッションホィール。
リアはカーボンディスクです。
ボクがアマンダで仕事をさせてもらっているときには、
このディスクホィール用のハブをよく作らせてもらっていました。
はじめはアルミインゴットからの削り出しだったのですが、
あまりに時間がかかるので、へら絞り屋さんにたのんで、
フランジ状のアルミ板を作ってもらい、それをフランジを削り飛ばしたハブに接着をしていました。
今はもっと洗練された構造になっているのでしょう。
アマンダのディスクホィールの特徴は、なんといってもリム部の木材にあります。
ここを木材にすることにより、リム部分をメチャクチャ軽く作れるんですね。
車輪の外周が軽いのと、面によるエアロダイナミック効果で、
その走りはかなり変わってきます。
ボクも当時は24インチのディスクホィールで、ホビーレースを走ってました。
24インチというこで、メチャクチャ加速がよくて、
さらに空気抵抗がすくないので、その加速したスピードが減速しにくいという、
まさに鬼に金棒のようなホィールでした。
Yさん、この異次元を体感してください!

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