職人マツナガ通信

1月12日

側溝のふた。
お正月に初日の出サイクリングにでかけた神奈川のTさん、
なんと側溝のふた、いわゆるグレーチングにフロントホィールがはまってしまい落車!
その修理でお持ち込みされました。
同じように先週、前輪を側溝にはめてしまったNさんもご来店されていました。
要注意ですね、グレーチングのミゾ。
前輪がズボッとはまってしまい、身体が前に投げ出されてしまうので、下手をすると顔面着地になってしまいます。
もう、三十年前位になりますか。
一緒にサイクリングしていた、Kさんが同じように落車をしてしまいました。
その瞬間をもろに目撃したのですが、
スローモーションのように身体が前に投げ出されて、顔面着地!
あまりに見事な(?)落車ぶりに、思わず吹き出しそうになりました。
しかし、怪我は重傷であごの骨を骨折、1ヶ月位口からものが食べられなかったようです。
ボクはグレーチングを見つけると、そのまままっすぐには入らずに、
少し斜めになるようにバイクを仕向けて通るようにしています。
Tさん、Nさん、お二人とも幸いにフロントホィールの振れはほとんどなく、
サイドが傷ついただけでした。
この場合は、傷をミニベルトサンダーでなめて、凹凸をなくして、でた振れを修正します。
側溝のミゾにはくれぐれもご用心、ご用心。

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