職人マツナガ通信

9月4日

落差。

バイクを組むときの基本です。
サドル高とハンドル高の落差距離です。
20150904.jpg
オーナーの股下長さからBB中心-
サドルトップまでの距離をきめて、
ステムを取り付けて計測します。
SBTMの場合は、最初のご注文を頂いたときに、
身体計測値から計算をして、
選んでいただいたバイクの設計図をみて、
あらかじめこの落差を計算をしています。
みなさん、ツールに出ているような選手の
ように、落差をつけて乗りたい
という願望はあるのですが、
やはり、無理なご要望。
ローバイクはじめての方は、
かなり浅めにセットします。
それでも、年齢や腰の曲がり具合により、
納車時のポジションチェックで変更する場合もあります。
確か昔のランドナーは、ほとんどがハンドルの方がサドルより高かったと思うんですが。
ツーリング的な乗り方であれば、ロードでもこんな感じにセットします。