今日はようやくできた(四ヶ月待ち?)オーダーバイク納車に、
神奈川からオーナーがやってきてくれました。
クロモリの乗り味が好きで、
反発力があり、長く乗って疲れないものを、
ということでオーダーをしてくれました。
当然といえば当然なのですが、
ボクのつくるバイクは、つくばでしか手にはいらないので、
数は極小ですが、
日本全国いろんなところからオーダーをもらいます。
自分のつくったものを、
わざわざ買いに来てもらえるのは、
とてもウレシくありがたいことですね。
納車の後は、すぐにまた製作シゴトを。
画像はあらかじめコンピューターでだした長さにカットしたカーボンチューブを、
出来上がったラグ部にあわあせて、
一本一本現物あわせで、長さをカットしていくところとです。
どうしても計算上との多少の誤差がでるので、
はしょれない行程です。
そうして、あわせたカーボンチューブを接着しおわったものです。
細身のセパレートタイプのシートステーカーボンです。
しかし、製作シゴトをしていると、
あっという間に時間が過ぎていきます。
以前読んだ本に、
「仕事が面白いか、面白くないかは、
それにかけた時間を短く感じたか、
それとも長く感じたか、
によって測定することができる」
というのがありました。
そういえば、
ボクがサラリーマンをやっていたころ(あったんですよ!)、
仕事中、いつも時計を気にしてました。
なんだ、まだこんな時間か、はやく終わらないかな~、という感じで。
それが、フレームビルダーのシゴトを志し、
アマンダスポーツでシゴトを始めた時、
アマンダスポーツには時計がなかったんです。
でも、それ、全然気にならなくて、
とても、ココチいい感じでした。
それからかどうか、はっきり記憶はないのですが、
ボクの生活の中から部屋時計も腕時計もなくなりました。
(もっとも、今、都市生活の中で、どこでも時間はわかりますよね)
おかげで、日の傾きで時間が分かるように、
なるわけはないか。