職人マツナガ通信

本日のSRM（http://www.sbtm.jp/lounge/srm.htm）は、サイスポでお馴染みのフジシ
タさんを招いて、
「気持ちよくらくらく登る講習会」をやりました。
坂はどうしても重いギャをかけて、ギシギシ登ってしまいがち。
そんな、指摘を丁寧に説明しながら、
乳酸の溜まりにくいペダリングなどを講習しました。
台風が接近しつつあるせいか、
雲の動きがとてもはやかったです。
何となくちょっともの寂しい晩夏を思わせる空模様でした。

フレームの改造のご注文をもらいました。
オリジナルはイタリアのクロモリロード。
これを２６×１．５０のはけるツーリングモデルに改造したいとのこと。
この手の改造は費用はバカにならないので、
完成車が安い昨今はあまりおすすめしないのですが、
オーナーの強いご希望により改造することに。
カンティブレーキ台座をつけて、
太めのタイヤが入るようにチェーンステーを広げて、
コンパクトギャを使えるようにＦメカ台座を取りのぞき、
フロントフォークだけは、物理的にどうにもこうにも出来ない寸法だったので、
クロモリでつくることに。
この手の改造は、
ロード選手のオフシーズンのトレーニング用のシクロクロス車をつくるために、
アマンダスポーツで仕事をさせてもらっている時よくやりました。
大概の選手はロードのお古のフレームをもっているので、
これを改造してシクロクロスに流用してました。