職人マツナガ通信

3月7日

内蔵。
通常のチェーンステーはこれでできあがりなのですが、
今回はアルテグラDi2専用設計となりますので、
コードの内蔵加工が加わります。
いや~、ひさしぶりにお目にかかりました、
ワイヤー内蔵用の補強小物です。
穴を開けただけでは、強度的にも見た目的にもよろしくないので、
クロモリフレーム用にこういう小物がありました。
昔は、クロモリフレームによく内蔵加工をしていました。
ただバカ穴を開けるのではなく、
インナーケーブルを入れるための細いチューブも溶接構造でつくっていました。
今から思うと、時間のかかるすごい贅沢な作業ですね。
さて、今回は電気コードをとおすためのなので、
必要最小限の穴をあけて化粧補強を施します。