職人マツナガ通信

12月7日

ラグパート作り。
まずは、いつものようにカーボンチューブを差し込む部分の、
ラグパート作りからです。
元管をOさん用に肉厚を旋盤を使ってそぎ落とします。
ラグ肉厚は0.8mmでいきます。
現状では0.7mmでもいいかなと考えましたが、
今後加齢とともに体重の増えることもあるでしょうから。
肉厚をそぎ落としたら、接着に必要十分な長さにカットします。
カットができたら、突き合わせのための、曲面どりのミーリング加工をフライス盤で行います。
ヘッドチューブは、今回はボク好みでもある、31.8Φmm、
いわゆる昔ながらの外径サイズの0.9mmです。
作りながら、それぞれの数字に親近感が涌くのですが。
なぜかと考えたら、
今では増量してしまいましたが、ボクも体重50kg前後の時に、
一番自分の自転車をつくっていたので、
この数字をみると他人事とは思えないのでしょう。