設計。
Fさん設計です。
まずは、寸法関係から。
現在使用バイクの位置関係を移行ということで、
採寸したものから図面を起こします。
フォルムは、シートエクテンドタイプ(シートチューブをサドル直下までのばす)。
こちらもご希望で、スローピングがきつくなってもいいので、
できるだけシートピラーにあたる、シートーチューブを長くして欲しいということ。
まずは、フロントセンターやトップチューブ寸法という重要な部分を、
ホリゾンタル仕様で基本寸法を起こします。
これで、ハンドル位置、サドル位置、ペダル位置が決まったら、
見た目にあたる、スローピング度合いを決めていきます。
ハンドルは、チネリのラム(ステム、ハンドル一体型)を予定していますので、
ステムしたに入るスペーサーをできるだけ少なくするために、
ヘッドチューブもホリゾンタル設計時より20mmのばします。
スロープの度合いは、フレームサイズで言うと390mmまで下げました。
ご希望のシートエクテンド部分は、センターセンターでいうと170mm突出することになります。
寸法関係はOK、これでいいとおもいます。
次は材料の選択ですね。
170cm、73kgという体型。
ライドのスタイルは、緩い登り坂のある2時間前後のコースを快走したい。
現在使用中のバイクは、アルミカーボンバックとクロモリロード。
全体的な乗り心地はクロモリがよいが、登坂時はアルミカーボンバックの踏み心地が好き。
以上をふまえてお選びしました。
ラグ肉厚は、0.8mm ダウンのみ0.85mm
カーボンチューブは、
トップチューブは、40T
シートチューブは、80T
ダウンチューブは、オーバーサイズの80T。
シートステーは、外径16.0mmΦの0.5mm肉厚。
チェーンステーは、22.2mmΦの0.7mm肉厚。
という感じです。
現時点では、バッチリ、迷い無し状態ですが。
とりあえず一晩寝かせて、翌日ももう一度確認をします。