職人マツナガ通信

6月7日

設計。
Fさん設計です。
まずは、寸法関係から。
現在使用バイクの位置関係を移行ということで、
採寸したものから図面を起こします。
フォルムは、シートエクテンドタイプ(シートチューブをサドル直下までのばす)。
こちらもご希望で、スローピングがきつくなってもいいので、
できるだけシートピラーにあたる、シートーチューブを長くして欲しいということ。
まずは、フロントセンターやトップチューブ寸法という重要な部分を、
ホリゾンタル仕様で基本寸法を起こします。
これで、ハンドル位置、サドル位置、ペダル位置が決まったら、
見た目にあたる、スローピング度合いを決めていきます。
ハンドルは、チネリのラム(ステム、ハンドル一体型)を予定していますので、
ステムしたに入るスペーサーをできるだけ少なくするために、
ヘッドチューブもホリゾンタル設計時より20mmのばします。
スロープの度合いは、フレームサイズで言うと390mmまで下げました。
ご希望のシートエクテンド部分は、センターセンターでいうと170mm突出することになります。
寸法関係はOK、これでいいとおもいます。

次は材料の選択ですね。
170cm、73kgという体型。
ライドのスタイルは、緩い登り坂のある2時間前後のコースを快走したい。
現在使用中のバイクは、アルミカーボンバックとクロモリロード。
全体的な乗り心地はクロモリがよいが、登坂時はアルミカーボンバックの踏み心地が好き。
以上をふまえてお選びしました。
ラグ肉厚は、0.8mm ダウンのみ0.85mm
カーボンチューブは、
トップチューブは、40T
シートチューブは、80T
ダウンチューブは、オーバーサイズの80T。
シートステーは、外径16.0mmΦの0.5mm肉厚。
チェーンステーは、22.2mmΦの0.7mm肉厚。
という感じです。

現時点では、バッチリ、迷い無し状態ですが。
とりあえず一晩寝かせて、翌日ももう一度確認をします。