職人マツナガ通信

4月3日

骨抜きに。
治具上でフレームのカタチになったHさんのプロジェクトMは、
完璧にロー付け(溶接)をするために、
一度ダミーチューブを抜いてバラバラにます。
まさに骨抜きです。
フニャフニャになってしまったラグパートを、
治具上では手がとどかなった部分のロー付けをします。
あとは、変速レバー台座やブレーキケーブルストッパーなどもロー付けします。
こうやってすべてのロー付けがおわったら、
もう一度ダミーチューブをいれて治具にのせてます。
ロー付けの熱(900度位)で歪んでしまった部分を矯正します。
芯だしといいますが、鉄、アルミを含めて溶接フレームでは逃れることのできない工程ですね。
芯だしが終わったら、ラグパートできあがりです。