職人マツナガ通信

7月7日

ホット一息。
Oさんのフレーム設計で、
ちょっと行き詰まったら、
いつものように、チョコレートをひとかじりしながら、
珈琲をのみます。
ちなみにボクは真夏でもホット珈琲派です。
珈琲は以前にここに書いたことがあるのですが、
脳への影響で寛容性が増すような効果があるらしいです。
チョコレートにもなにかそういう効果があるのかな、きになっていたのですが、
最近読んだ感覚器の発達の本にそれらしいことが書いてありました。
味覚というのは、もともと生物が体内に毒物をとりいれないために発達してきた器官らしいです。
甘味、塩味はエネルギーになる味なので、ヒトはそれが体内にはいるとよこばしく感じるそうです。
逆に、酸味、苦み、渋味は毒になるものがおおいので拒否反応を感じるそうです。
なので、多分チョコレートをたべると、
ホッとして落ち着ける野ではないでしょうか。
そこへ、珈琲をのむとさらに、そのホッと度が増す。
そこで、アタマの中で固まっていた、
行き詰まった事が、ちょっとほどけて、解決の糸口がみつかるのか。
まあ、これはボクが勝手に思っていることですが。
その本によると、ヒトの味覚を感じる細胞は、
生命力の弱い赤ちゃんの方がおおいそうです。
だから、子供の方が大人より味覚がするどいと書いてありました。
苦みを大人より多く感じるので、子供のころピーマンをたべられないのはしかたがないようです。
確かに、自分も子供の時は、オェとしながら食べて、親に怒られた記憶がありますが、

今では大好きでホィコーローに入ってないときなどはムッとしていまいます。
ちなみに猫は甘味はわからないそうです。
と、ながながと余計なことを書いてきましたが、
本題です。
Oさんのフレーム、チョコと珈琲のおかげか答えが出ました。
フレームのシルエットは細身が好きというので、
チューブをオーバーサイズにして剛性をあげることはできないので、
フロンフォークの剛性をあげることにしました。
最初はフォークも1インチの細身で行く予定でしたが、
フォークブレードはあまりいかつくないオーバーサイズいくことをご提案。
Oさんに連絡をして了承もらい、これでOKです。
次へ進みます。