職人マツナガ通信

2002年 2月4日

郵便箱をあけると、エーアメールの封筒が。
誰かな~、と差出人をみると、なんと、怪男児 ”福島コ~ジ” だ。
昨年のジャパンカップで日本人最高位をとった事は記憶に新しい。
 
彼は昨年のフランスでの実績で、今年フランスのエリートカテゴリー(プロの一つ手前)に出場権をえて、こわれてフランスのチームで活動する。
なんでも、住居の提供と機材の提供がある待遇らしい。
これはすごいことである、こんな待遇うけた日本人はほとんどないと聞く。
 
合宿先のタイからツールドランかウェイへ向かう飛行機の中で書いたらしく、手紙には、彼らしい(訳の分からない表現で)闘志をみなぎらせることばがならんでいた。
 
彼が自転車をはじめたころからのつきあいなのですが、彼にまつわる奇行、言動をあげたら枚挙にいとまがないくらいある。
練習の補給食に、生のキュウリをもつオトコ。
ヤンキーの前でハーモニカ吹くオトコ(ボコボコにされたらしい)。
フランス遠征に、日本の牛乳をごっそりもっていくオトコ。
ヤクルトおばさんをナンパするオトコ。
ファミレスで初対面のウエイトレスに、結婚を申し込むオトコ。
薬局のお姉さんに、「あなたの微笑み下さい」といって、
”スマイル”買わされたオトコ。
 
そんな彼が、今や日本代表でランカウェイのレースを走るという。
選手っておもしろいな~。
こんな風に、選手が育っていく過程をみれるのは自分にとってもすごい財産だと思いますし。
また、こうやって便りをもらえるのは、とても励みになります。
正直言って、ここまで強くなるとは思わなかった、ヒトの可能性ってホントわからんもんだな~。
 
こんなコ~ジくんも、日本にいるあいだは、つくばへ来て、SBTMのサンデーライドミーティング(SRM)に、参加したいといってます。
会える日をお楽しみに(しないほうが賢明かも)!
それにしても、手紙と一緒に入ってきた、乙女チックな、かわいい貝殻は何の意味があるんだろ~?