職人マツナガ通信

2003年 8月7日

今日もはやく、通常業務をおわらせて、製作シゴトにとりかかろうと、あくせくやっていましたが、結局、終わったのが10時・・・・・。
 
昨日の分もあわせて、さすがにちょっとくたびれモードですが、今日はやる、やらない迷っていられる状況ではない。
”やるしかない” のである
 
久しぶりに、BCAAのお世話になり、最初は、かなりカラダもキモチも重かったですが、作業を進めていくうちに、だんだんのってきました。
(やっぱ、BCAAはすごい・・・・・)
はじめてしまうと、どうしても途中でやめることが出来ない行程のシゴトなので、一気にこなしました。
 
作業の途中おなかがすいたので、グリコーゲンリキッドやエナジーゼリーをすすってましたが、ちょっと、むなし~。
ほんの少しでもいいから、ワインでもあったら・・・・・。
 
こうして、作業は限りなく朝に近い夜まで続きました。
ひさしぶりに、”つらっい”
 
イマワノさん号 製作記
 
まずはラグになるチューブつくりから。
昨日の画像にあった、クロモリの長材を、必要寸法と必要肉厚に、旋盤という機械をつかってそいでいきます。
 
20030807.jpg
 
 
イマワノさんは、体重が56kgで、軽めのギャが好きなので、肉厚は、0.7mmに。
応力のかからないところは、さらに薄く0.6mmに削りだしました。
 
各パート用のチューブの削りだしができましたら、次は突き合わせの為のざぐりを、フライス盤とういう機械でおこないます。
これは、チューブの末端を、きれいにつなぎ合わせるために、アールどり(切り口が円筒状になるよう)します。
この作業は、設計図の寸法角度にあわせてざぐりますが、今回のイマワノさん号は、バックカーボンで可能な限りのスローピングというリクエストなので、トップチューブは現物あわせで寸法をとる方法をとったので、この段階で、トップチューブだけはざぐってありません。
 
20030807.jpg
 
まだ、まだ、下ごしらえの段階ですね。