職人マツナガ通信

2003年 12月2日

もうお気付きと思いますが、HPがクリスマスバージョンに変わりました。
期間限定の特別仕様です、楽しんで下さい。
ウェッブデザイナーのM.Sさんに頼んで作ってもらいました。
 
いかがですか?
見ているだけで、
♪きい~よし、このよる~、ほ~しはひ~かり~。
と聞こえてきそうな、厳かな雰囲気があるとおもうのですが。
ボクはとても気に入っています。
 
ボクも仕事柄いろいろなHPをみますが、おもしろい事に、ホントに、そのHPをつくっているヒトが、どれほどの愛着をもってHPをつくっているかが、感じられる気がします。
プロ中のプロに頼んでつくってもらっているものは、たしかに利便性はありますが、あまりに機能的すぎて冷たい感じがします。
逆に個人の趣味の色が濃すぎるものは、これはこれで灰汁が強すぎて辟易してしまう気がします。
こうして見ると、安心して見れるHPって、意外と少ないですよね。
安心して見られるということに関しては、SBTMのはそれにか適っているのでは、とちょっと自負しています(手前みそかな~)。
 
今でこそ、ホームページが、街頭広告と同じくらい、ウェッブ上に溢れるようになりましたが、ボクが初めて自分で手探りでホームページをつくった5年前くらいは、検索サイトで検索しても、どの項目も数えるくらいしかヒットしなかった事を隔世の感で思い出します。
その当時は、HPを出すことだけで、偉い、と言う時代で、体裁は、あまり構わず、とにかくHPをもつということが第一優先の時代だったと思います。
 
その後、鵜の目鷹の目で猫も杓子もHPを持つ時代がきて。
ただ、HPをもつだけでは、、あまり意味がない時代になってきて。
 
そして今や、ウェブ上には、星の数ほどHPが溢れる時代となったようです。
これだけ、HPがると、見る側が情報の選択をしなければいけなくなってきました。
DMでおくられてくるものを、自分にとって必要なもの、不必要なものと選別するのと同じですよね。
 
HPというのは、まさに出しているヒト(企業)のキャラクターの表現ですから、個性がモロに出るように感じます。
 
やたらと、システマチックで、ただ情報だけが引き出せればいいだろう、というようなHP、これは大企業に多いようにおもいます。
こういうHPは、一度みたらあとはあまり見ないですね、まさに電柱広告のような感じで、歩いていたらたまたま目に入ったという感じ。
また、とにかく商品数や価格をやたらめったらのせて、単なるカタログというHP。
 
まあ、インターネットも、TVやラジオと同じようなメディアで、見る側が選べるのだから、必要ないと思えばみなければいいので、特に文句を言う必要もないのですね。
 
そんな中、ボクのHPでは何を伝えられるか、HPを出す意味って何なんだろう、といつも考えてきました、また、考えています。
最近、おぼろげに自分なりに答えが見えかけてきました。
見えかけてきたというのは、これは絶対ではないし、時代で変わっていくことだとおもうので。
 
ボクがHPを出す意味、自分達のサービスを喜んでもらえるであろう人を選ぶ、または喜んでもらえそうな人に選ばれる、手段とでもいうのでしょうか。
ボクらがホントに得意としているところ、それを喜んでもらえるヒトが、SBTMを見つける指標、なのかな、と思っています。
 
ちょっとベタないい方かも知れませんが、これからも、血の通ったようなHPを、つくっていけたらいいなと考えています。
そんな、思いをいつも、ボクが思い描いているように表現してくれる、M.Sさんに感謝・感謝。