職人マツナガ通信

5月10日

滋賀県のNさんのプロジェクトM、接着作業に入ります。
ラグパートが出来上がったので、いよいよカーボンチューブの接着作業です。
使用するカーボンチューブは。
ダウンチューブは、28.6㎜φのスタンダード肉厚の弾性率40トンチューブ。
シートチューブは、28.6mmφの薄肉の弾性率80トンチューブ。
トップチューブは、シートチューブと同じ28.6mmφの薄肉の弾性率80トンチューブでいきます。
これ、悩みに悩んだ組み合わせです。
Nさんが、気に入っているグラファイトデザインのメテオのフレームは、
使用炭素繊維はそれほど弾性率の高くないものが使われています。
なので、高剛性がウリのプロジェクトMとしては、いつもと違う構成にしなければなりません。
いかに、剛性をおさえるか、しかし、踏んだ時には、のび感があるっという、
一見矛盾した内容を実現しなければなりません。
ボクの経験から行くと、この組み合わせでうまくいくと思います。