職人マツナガ通信

2月7日

今読んでいる本によると、
脳細胞数は三歳から後は歳をとってもからわないという。
なので歳をとって物忘れがはげしくなったということはウソのようだ。
本によると、二十歳代も六十歳代も記憶力には差がないという。
ボクも六十歳になり、今まで当たり前に何も見ずに使ってたフレーム作りに必要な数字が、
瞬時に思い出せなくて、図面を見直したりすることがある。
また、常連のお客さんの、名前が瞬時に出てこないという時がある。
どれも歳のせいにしていたが、そうでもないらしい。
思い出せないのは、歳とともにインプット量が増えていき、
引き出しを探すのに時間がかかるということのようだ。
脳の老化を防ぐために、前日の食事の内容を翌日に思いだして必ず手帳に書くようにしています。
時々書くのを忘れて、前々日の食事を思い出そうとしても思い出せないことがあります。
しかし、どうも思い出せないのは記憶力のせいもあるとおもいますが、
どれだけ思いをいれて食事をしているかということに関係があるように思います。
毎日のことなので、おざなりになり、ただ食べているだけとか何か考え事しながらというのと、
作ってくれた人に感謝をして、よ~く味わってたべるのとでは記憶の残り方が違うようです。
体力の老化、脳の老化、何とか抗っていきます。