職人マツナガ通信

7月8日

ちょっと、ヤバイ状況になってきました。
泣き言です。
シゴトの遅れをとりもどすべく、
今も営業時間後、シコシコ製作してます、
また、定休日も締め切って外部を一切遮断してシコシコ製作しています。
それが、今月はあてにしている定休日が、
ほとんど、メーカーの発表会などでつぶれてしまいます。
一日は24時間しかないし、
もうこれ以上削る時間はないし、
さて、ど~しよう。


タシロ恭崇レースリポート

7月6日(土)
ツールド・ペイ・ロアンヌ(2-12-2)
さあ遂に開始。1ヶ月の休みの後の全日本、ほとんど走って居ないのでこれが久しぶ
りのレース。
前日の夜に第1ステージで顔見世のチームTTを走った。3kmで去年もアンカーで
走っているので
要領は解っている。リーダージャージとチームカーの順番を決めるようなもんだ。
顔見せと言ってもあんまり人も居なく寂しい。そうそうマークがアイルランドチャン
ピオンになっていてジャージを初見せ。トミーも3位と調子が良さそう。
TTは最後に僕は切れて12位。口から血が出そう。

第2ステージ116km
朝からあいにくの雨。エブルーで来ている康司さんから昨日、「週末は天気がいいん
だって!」
とは裏腹だ。ラポムはメンバー6人で監督はフレデリックでは無いのでオーダーもな
し。
今の僕は勘を取り戻すのと、どのぐらい走れるか見る事にする。
DN1のチームが4つ、DN2が3つほどでまあまあのメンバー。
地元のロアンヌが有力だ。小雨の中スタート。50kmを越えるスピードで進む
集団がちょっと懐かしく感じるがキツイ。もしかしたらフレッシュで走れるかもとの
甘い考えは
通用しなかった。前半45kmで700mまで登る。アタックは続くが集団内で走
る。
しかし道が滑る.....。思い出したが去年も雨で滑ってこけたんだ。
去年とはコースが少しちがく雨も止んできて滑らなくなってきた。
登りの前10kmほどで集団が落ち着き逃げが決まるなと読んだとうり、マークを
含む15人ほどの逃げが決まった。集団はゆっくり登り口に入り
一気に速くなり集団はバラバラ、僕の心拍も脚も既にMAXに入りやたら苦しいが
第1グループに後少しなんだけど行けない。垂れて第2グループで頂上を越える。
下りかと思えばだらだらアウターで登りがまだまだ続く。
前は見えるのだが追いつかない。下りに入り前も2つに割れているのが見える。
これは追いつくと踏んだが一向に追いつかない。
僕のグループはトミーと僕だけ。僕のグループにはどんどん追いついてくるが
しかし僕らの前には追いつかない。60kmしか進んでないのにグルペット
か....
僕らのグループも2つに分かれ1つは前に追いついたが僕らはまだ。
下りきり何とか追いついたが既に前に逃げグループが出来ていて
マークは入っている。康司さんを見ないから逃げに入っているのだろう。
後半は15kmの周回を3周回るのだがコースは解らない。集団からはトミーが動い
ているので
助けるつもりで動いたが弾みで5人の逃げに入ってしまった。
ローテーションして少し離すとトミーが1人で追いついてきた。第2グループを作ろ
うと引っ張るしかないと思い何人か追いついてきて10人ほどのグループが出来た。
でも回らないやつがかなりいて上手くいかず団子気味になってしまい、トミーがア
タックして
1人で前を追う。マークたちの逃げグループが前に見えるので追いつきそうだ。
ここでまた10人ほどのグループができた。僕は、もう限界が近い。トミーが行った
時点で
もう辞めとこうと一番後ろに下がった。周回に入っているのだが広い道の下りからい
きなり鋭角に曲がり農道のような所に入ると目の前にまっすぐな激坂...。
2人が並んで走るのでいっぱい。間違えてつけていた25Tがこんなとこで使えると
は。
1地番後ろで激坂を過ぎると、だらだら吹きっさらしをアウターで登るがここが一番
キツイ。
そこを過ぎると横風の下りで更にキツイ。そこを過ぎれば何とかなるが
次の周回はヤバイ。トミーとマークは20人ほどの先頭グループで行っている。
激坂を場所取りで先頭付近で入るがもう脚は無い。25Tで完全に踏んでいるので
もうダメだ。頂上はほぼ最後尾でクリアしてその周回は何とかこびり付いたが
最終回激坂の後のもっともキツイ場所で遂に終わった。頑張れば行けそうだが自分に
リミットが
効いた。そのまま6kmほどゆっくり走りゴール。
僕の後ろにはまだ20人ほどいた。
先頭は20人ほどのスプリント。トミーが9位でマークは11位。
午後のTTでリーダーが決まる。

第3ステージ8kmタイムトライアル
去年とまったく同じコースなので知っているので助かった。天気も回復して晴れた。
午後はレースの疲れと時差ぼけで恐ろしく眠いのだが気合とコーヒーでスタートまで
耐えた。2年前は別のレースだが同じ状況で
眠すぎてスタートできなかった思い出がある。この為にTTバイクも用意したのだか
ら頑張ろう。
コースは四画でほぼフラットと言って良いが前半緩やかに登リ気味。
しかし身体と心は裏腹で早いスタート組みのペデルソリとマルシアーノと3人でコー
スをアップするがそれだけでキツイ。チームのTTヘルメットもかぶり見た目は速そ
う。
スターと地点に行くと康司さんがスタート?あれ...って事は僕より後ろでゴール
か。
先頭グループに居るもんだと思ったから、なんかトラぶったな。僕の方はスタートか
らきつく、全開サドルに刺さってる。
スピードもまったく維持も出来なく落ちるいっぽう。ほとんど向かい風に感じる。
後半は下り気味の追い風。最高速でも56kmしか出で無い。8km10分45秒。
時速は43.3km....なんてこった。その後トミーが僕のTTバイクをつかっ
た。
優勝のディジョンの選手は9分28秒。僕とは1分20秒差。
マークとトミーは9分後半。ペデルソリとマルシアーノは10分前半、ウベールも20秒
台。
僕は午前と同じような順位の下から20番目ぐらい。
ホテルに戻ると丁度ツールドフランスのプロローグ。
同じような距離の7km、フランス人にジャラベールがトップタイムを出しアナウン
サーも
興奮気味だが最後にアームストロングが上回り優勝。
テレビでしらけ具合が解るほどだから夕食の話題もツールドフランス話は出なかっ
た。
明日は1100mの山がある。去年は頂上残り1kmで切れた。天気だと良いな。